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  2007年8月30日(木) 福岡雄太  
  こんにちわ、福岡雄太です。
今日は銭湯の話をしたいと思います。
今日は朝10時より神奈川県公衆浴場入浴料金等に関する協議会に出席しました。 

神奈川県の銭湯の入浴料金に関して、ユーザー、組合、議員、そして行政の方々を交えた協議を傍聴しました。最近、僕のような若い世代を中心に、スパや岩盤浴、スポーツジムなどが流行っていて、美容や健康、リラクゼーションのサービスを気軽に受けられる場所が多くなってきています。
しかしながら、そんなサービスの最古参ともいうべき銭湯が、熾烈なサービス競争の荒波にのまれ淘汰されているらしいのです。神奈川県内の銭湯数はここ数年で600件から200件近くまで激減しているそうで、また消費税アップや重油価格上昇の影響を受け、神奈川県の入浴料は430円に引き上げられたため利用者離れが深刻だそうです。経営者側の、これ以上入浴料金を上げないでくれ、という悲痛な声が印象に残りました。と、同時に行政側が銭湯の現状把握を怠っていたり、具体的な施策や目標を提示しない消極的態度には疑問を抱かざるおえませんでした。神奈川県側は淘汰されていく銭湯をどういう風に捉えているのでしょうか。
本腰入れて立て直していかねばならないと思っているのか、それともこのままなんとなく見過ごしていこうとしているのか。定かではありません。 

しかし、まだ銭湯の価値を諦めるには早いと思います。松尾さんが話していたように、銭湯を介護のデイサービスと結びつけたように、今までになかった連携を作って新しい利用方法を/新しい価値を産み出していけないでしょうか。大学等と連携して、銭湯立て直しをプロデュースしてもらうことはできないでしょうか。
銭湯にインターネットや娯楽を設置して、ネットカフェのもっと大きなバージョンは作れないでしょうか。
近年増加しているネットカフェ難民やワーキングプアの人々のひと時のユートピアの提供、または自立の支援などおこなう施設として機能できないでしょうか。 
また銭湯は情報ネットワーク形成には遅れをとっています。どこにどんな銭湯があるのか、どうアクセスしたらいいのか、しっかりと宣伝していくべきだと思います。行きたい人がすぐに見つけられるように、立地条件の不利を、情報でカバーしていくべきだと思います。

色々勝手にアイデアを書き連ねましたが、銭湯も採算に合う良いアイデアを出していかねば、このまま淘汰されて終わりだと思います。もちろん、行政からの助けも必要です。しかし、同時に自分たちでも他の新しいリラクゼーション施設に負けないようなアイデアを出す努力は不可欠です。その際、もしアイデアがどん詰まりになってしまうようであったら、地域住民や一般の人々から何かアイデアを募ってもいいんじゃないか、と思います。 銭湯大改革プロジェクト案募集!!みたいな感じで、アイデアを集めれば、下手で勝手な案の中にも光り輝くアイデアがあるかもしれません。 

とにかく、自然淘汰として銭湯を諦めてしまうのは、なにかもったいないと思います。
 
  2007年8月27日(月) 福岡雄太  
  こんにちわ、福岡雄太です。
今日は8月24、25日に参加した玉縄の住民集会、NPO会議に関連して、市民参加のユニバーサルデザインについてお話したいと思います。 

最近僕が最も注目しているアイデアの一つに、ユニバーサルデザインというものがあります。
ユニバーサルデザインとは、人間がそれぞれ持つ多様性/差異がハンデになることなく、誰にでも使いやすいモノや環境を作ること、を意味します。バリアフリーと家族の関係にある概念と言えるでしょう。例えば、シャンプーやリンスを区別するためにつけられた容器の側面のギザギザや、テレホンカードとJRのカードを区別できるようにしたカード端の切り込み等、視覚障害者を意識したデザイン、または、英語、中国語、タガログ語等多言語による観光ウェブサイトなどが、ユニバーサルデザインの一例です。

それでは、市民参加のユニバーサルデザインとは何でしょうか?
それはボランティアやNPO/住民集会等、民主的手続きを通して、”多様な”住民が主体的に地域社会の変革に関与することを鼓舞したり、参加への障壁を取り除いてあげること、です。
市民参加のユニバーサルデザインの背景には、超少子高齢化とグローバル化/情報通信テクノロジーの発達の影響があります。
現在の地域社会は、この2つの変化の影響によって、住民の多様化が進んでいます。
それは例えば、外国人居住者であったり、単身高齢者、車いすの高齢者、障害者、母子家庭、一人暮らしの若者など、今まで存在しなかった、もしくは埋もれて見えなかったタイプの人々が発生、もしくは顕在化してきました。
このような多様な住民が快適に生活するためにはどうしたらいいのか?
変化する社会と住民のニーズに対応していくにはどうしたらいいのか? 
市民参加のユニバーサルデザインが対応していくのはこうした問いです。 

今回出席した、玉縄の住民集会、そしてキープ鎌倉クリーン推進会議の定例会は市民参加の一例です。
しかしながら、ユニバーサルデザイン化された市民参加であるか?と問われれば、答えはNOでしょう。
僕達インターンシップのメンバーが今回感じた事に、これらの市民参加が多様な住民の声を反映し民意あるものではない、ということでした。参加者のほとんどは、活気ある矍鑠たる高齢者の方々でした。
これはとても素晴らしいことであると思います。しかし、そこには若者も中年の方々も主婦も外国人もいません。これで本当にいいのか?ある一定の参加者だけの要望があたかも民意であるかのように存在していていいのでしょうか?僕らは疑問に思いました。そしてキープ鎌倉クリーン推進会議のみなさんも、どうやったら若者を積極的に活動に参与させることができるか、という悩みを持っていました。
市民参加のユニバーサルデザインのためにはどうしたらいいのでしょうか? 

ここで、地域モニターを兼ねたタウンウォッチングを学校、保育園、障害者団体、PTA等と連携して行うことをユニバーサルデザイン提案の1つとして紹介します。 一人で参加するのはやはり不安なので、地域の様々な団体と連携し、タウンウォッチングを行うことがポイントです。 タウンウォッチングの内容として、例えば、車イスに乗って実際に買い物や観光を体験してみること、特殊なサングラスをかけて視覚障害者として街を歩くことを経験してみるなどがあげられます。また最近では渋谷や富士山などで若いモデルさんや芸能人の方々が率先して落書き消しやゴミ拾い活動を行っています。
鎌倉でも、こんな風に地味な活動を少しオシャレにかっこよく見せる取り組みはできないでしょうか。
また同じインターン生の真鍋さんが提案していたように、学校の帰り道もしくは総合の授業の時間にゴミ拾いをみんなですることも、タウンウォッチングの一種だと思います。

つまり、市民参加の第一歩は、まずいつも通勤通学買い物でなにげなく通り過ぎる街を、もう一度じっくり見直してみる、ということです。そしてそれを地域に存在する様々な団体を巻き込んで行うということです。
僕も松尾さんと活動することによって、今まで20年間も住んでいて知らなかった鎌倉の姿が見えてきましたし、地域変革にも積極的に参与したいと思うようになりました。でもそのきっかけは個人で松尾さんの所に行ったわけではなく、ある団体を通してでした。
市民参加への心の障壁は、やはり個人であることの不安感やきっかけがないことだと思います。
最近僕の周りには環境問題や高齢化問題に非常に関心のある、若者が増えてきています。 
彼らも最初のきっかけは一人でというよりは、みんなで、なんとなく参加したことから、と言います。

市民参加を拡大するためにはこれからどうしたらいいのか、またここであげたタウンウォッチング案は本当に有効か、
松尾さんにも話して、もっとアイデアを詰めていきたいと思います。


 
  2007年8月27日(月) 栗原 宏美  
  こんにちは。まだまだ残暑が厳しいですね。
さて昨日は、七里ヶ浜の海岸清掃に参加しました。

七里ヶ浜海岸に足を踏み入れたのは初めて。片瀬・鵠沼海岸や由比ヶ浜海岸よりもこぢんまりとした感じです。結構キレイだなという印象を受けました。
聞けば、毎週日曜日は定刻になると、遊びに来た人も、サーファーも、みんな海岸に上がって清掃活動をするのだとか。驚きです。
10:00に合図がかかると、ジャージの人も、水着姿の人も、ジーンズ姿の人(私)も、一斉にゴミ袋片手に拾う、拾う…。
15分ほどで海岸はキレイになり、またサーファーの方たちは海へ戻っていく…何とも爽やか。

地元の方がかなり多いようなので、この毎週の活動は習慣づけやすいようですが、やはり遠くから来た人たちの理解を得るのは難しいようです。海から上がって清掃に参加しない人もたまにいる、ということでした。

ゴミは出した人が処理する、というのが当たり前ですが、残念ながらそうはいかない現状があります。大規模なクリーン作戦を展開するのも一つの手ですが、七里ヶ浜のようにルールを定めて、定期的にみんなで一緒にやってしまうというのもいい手段だと思います。訪れる客層(地元民が多いのか、観光客が多いのか等)に合わせて、有効な手だてを考え、どこに行ってもキレイな海岸が見られるようになるといいなと思います。
 
  2007年8月25日(土) 真鍋菜奈美  
  こんにちは。今年は残暑も相当暑いですね、真鍋です。

今朝は少年野球の開会式出席から始まりました。
その後は、鎌倉で活動していらっしゃるNPOの会議に参加させていただきました!!
鎌倉の落書き、違法広告、ゴミのポイ捨て等についての話し合いでしたが、自分が発言する会議というのはインターン中初めてだったので、緊張しましたが意見を言わせていただきました。

会議後は、鎌倉駅までゴミ拾い。ほんのわずかな距離でしたが、ビンやら雑誌やら結構ゴミは落ちていました。それらを駅前のゴミ箱に分別して捨てようとしたら…ペットボトルのゴミ箱がない!!燃えないごみのゴミ箱がない!!…分別に非常に困りました。ゴミの分別は大切なことですし、ゴミ箱を増やすのはプラスだと思うのでぜひとも設置して欲しいです。

暑さに負けず、最後までこの夏を乗り切りましょう!!それでは☆
 
  2007年8月25日(土) 栗原 宏美  
  こんにちは、少し期間が空いてしまいました。
ようやく猛暑が落ち着いてきたのか、朝方は少し涼しいです。

昨日は、鎌倉駅でチラシ配りからスタートしました。他の団体の方と被り、通行人の方たちには分かりにくいのか、「もう受け取りました」という感じで受け取ってもらえないケースも…。

その後は「まちづくり協議会」に同席させていただきました。駅周辺の交通網整備を中心とした様々な問題について協議するものです。
各町内会の会長さんが出席されていたこともあってか、かなり細かい部分まで議論の的になっていました。
バリアフリー問題、クルマ社会につきものである交通渋滞…より住みやすい街を実現するためには、改善すべき点が多く残っているようです。財源の問題、土地建物の問題なども避けられませんが、今回の協議会を踏まえてさらに調査や意見交換を重ね、より良い「まちづくり」が実現されるといいですね。
それから、町内会の代表の方だけでなく、様々な立場や世代(学生、主婦など)の意見も上手く取り込んでいくべきです。立場が違えば考えることも違いますし、生活環境において必要になるものも違ってきます。

明日は海岸清掃に参加する予定です!元気に頑張ります。
 
  2007年8月24日(金) 真鍋菜奈美  
  こんにちは。ご無沙汰しておりました、真鍋です。帰省から戻って参りました。今日からまたインターン頑張ります!

さて、そんな気合十分で挑んだ本日のインターンは、鎌倉駅西口でのチラシ配りから始まりました!
約1週間ぶりのチラシ配りにちょっと緊張していた上に、他の団体さんと場所がかぶってしまい、異なるチラシだと認識してもらうために渡すタイミング等に戸惑いましたが、何とかそれでも多くの方が受け取ってくださいました!ありがとうございました♪

その後は、住民集会の傍聴をさせていただきました。

住民の「声」を形にする。

それは何かを変えていくためには大切なことだけど、とても大変なことだと思います。
全ての要望を叶えられる訳ではないだろうけど、でも言わなきゃ何も始まりもしない。
行動に起こすことの大切さを再確認しました。

本日はこれくらいで失礼いたします!それでは☆
 
  2007年8月16日(木) 福岡雄太  
  こんにちわ、福岡雄太です。
今回は外国人観光客について話をしてみたいと思います。
ちょっと遡ること8月4日は僕のインターン初日だったのですが、その時に松尾さん、栗原さんと一緒に御成の商店街の祭りを見学しに行きました。 
祭り自体はまだ本格的に始まっていなかったので本来の目的は達成できなかったのですが、商店街を歩いている途中、僕はある発見をしました。それはあるレストランの店先に、英語のメニューあります、と書いてあったことです。(英語で) 

近年、そして今年は特に、円安の影響で海外から鎌倉へ来る旅行客が増加していると思いますが、鎌倉のレストランや定食屋さんでの外国語によるメニューや応対の状況はどうなっているのだろうと、その時から疑問に思い始めました。
駅等の標識が最近は英語、中国語、韓国語で書かれることが多くなってきていますが、鎌倉の旅館、またはホテルそしてレストランやカフェの言語サービス状況はどうなっているのでしょうか。

僕の個人的な経験からすると、言葉が通じない国へ旅行する際に一番苦労するのは食事だと思います。
ホテル等は英語が話せるスタッフが必ずいたり、いないとしても元々予約を入れていれば、それほど難しいプロセスを踏む事はないので、言葉があまり通じなくても平気だと思います。
でも、レストランで食事を取ろうとすると、メニューを読めなければ何があるかもわからないですし、何を食べたいかと伝えるのに苦労するのではないでしょうか。
僕は3年前にフランスに行ったのですが、その時初めて英語が使えない国に行ったのですが、食事がとにかく大変だったのを覚えています。 
僕は特に気が強いほうではないので、思い切って英語のメニューがないローカルなフレンチレストランに行くことができず、マクドナルドや中華料理屋さんで食事を済ました、という情けない経験があります。

勿論、知らない言語でも、堂々とコミュニケーションとってレストランで食事できる人もいると思いますが、やはりメニューは理解できるにこしたことはないと思います。鎌倉にはたくさんのおいしいレストランやおしゃれなカフェがありますが、言語の壁によってそれら鎌倉の食の楽しみを十分に堪能できないとしたら、残念なことだと思いますし、より良い観光都市を作るためには改善していくべき点だと思います。

先ほど言ったお店は英語でのメニューを用意しているとのことでしたが、これからは東アジア圏からの旅行客が主流になると思うので、英語のみならず中国/台湾そして韓国語の3つの異なった種類の言語表記をメニューにいれてみてはどうかな、と思います。また、かならず1,2,3,4〜と、番号を料理名の隣に表記し、番号で注文できるようにしたり、店頭に多言語メニューを貼り出し、観光客が気軽に入れるように心の障壁を取り除いていく試みが大切ではないかと思います。

松尾さんがおっしゃるように、鎌倉に来る観光客は1992年あたりをピークに減少しているそうです。
この減少傾向に歯止めをかけるのは、外国人観光客の誘致であり、それを可能にするのは言語サービスなどによる”心のバリアフリー化”だと思います。少しでも言語の不安なく、観光を十二分に楽しめる鎌倉を目指すべきだと思います。また観光だけではなく、ここに少し住んでみたい、ロングステイしてみたい、と思わせるほど、外国人にとってバリアフリーである都市であって欲しいなあと思います。そうしてこそ、真に魅力的な観光都市ではないでしょうか。

 
  2007年8月12日(日) 福岡雄太  
  はじめまして、福岡雄太と申します。
僕を受け入れてくださった松尾さんと同様、鎌倉に産まれ鎌倉で育ち鎌倉をこよなく愛する人間です。
現在は少し遠くの大学に通っているため、1年の大半は鎌倉から離れているのですが、
今は夏休みなので実家に戻り、松尾さんのもとでインターンに勤しんでいます。 
そんな僕がインターン中に感じたこと、考えたこと等をここに記していきたいなと思います。
2ヶ月弱という短い間ですが、どうぞよろしくお願いします。

さて、昨日(8月11日)は早朝鎌倉駅に集合し、由比ケ浜の清掃ボランティアに参加しました。
前日に鎌倉花火大会があったので、海岸清掃の必要があったのです。 
しかしながら、僕らが海岸に到着した頃(7時ちょっとすぎ)には、既に海岸はいつものように奇麗になっていて、落ちているゴミをこちらから探らねばならない程でした。 
松尾さんに聞いたところ、前日の花火大会の後、夜中まで清掃活動が行われていたそうです。
また朝もたくさんのボランティアの方々が、鎌倉市のみならず、他の市からも集まっていたようでした。
それぞれどのような経緯で参加したのかはわかりませんが、海岸を奇麗にしようという心は皆共通のものでしょう。いつもの由比ケ浜の様相に戻りつつある光景を見て、皆さんの意識の高さに感動するとともに、この活動をこれからも常に維持していくべきだと思いました。

資本主義経済が成熟し、市場経済が浸透しつつある現在の社会では、
個人がそれぞれ自分たちの領域に閉じこもりがちになっています。個人主義化傾向が強まり、公共の事物/事象に関して無関心になっている人も増えていると思います。 
例えば、町内会などの地域コミュニティへ参加する人の減少。ゴミのポイ捨てや公共物への落書きいたずら。(例えば、図書館の共有財であるべき本や雑誌をあたかも、個人の所有物のように切ったりマーカーで線を引いたりする人が最近では増えているらしいです)などなど、勿論地域差などはあると思いますが、全体としては公共に対する興味関心は薄れてきているのではないでしょうか。 

そのような中で、今回の海岸清掃のように、公共の財産を大事にしようという働きがけはとても大事だと思っています。 特に鎌倉にとって海岸は歴史的建造物、寺社仏閣とともにかけがえのない存在だと思います。 
海岸は、地域の人々が交流する場、親子が家族愛を育む場、サーファーや若者が思いでを作る場、地域外からくる人々がレジャーやリラクゼーションを満喫する場等、を提供するという重要な役割を担っています。
例えば、僕のイギリス人の友人は鎌倉に来る際は必ず、歴史的遺産観光を楽しむと共に海岸の散歩や海水浴をセットで楽しみにくると言います。 僕も鎌倉の良さは、伝統的建造物を取り巻く荘厳かつ抑制された”静”の雰囲気と、海岸の”開放”された雰囲気だと思っています。 
他の歴史的文化遺産を守ることと同様に、鎌倉の海岸を良好な状態で維持し、
次世代に継承していくことは鎌倉にとっての至上命令の一つであると思います。

他方で、まだ鎌倉の海岸について向上していくべき点はあるでしょう。
例えば、鎌倉の海岸は夏休みは海水浴客で大盛況ですが、夏を過ぎれば閑散としてしまいます。
鎌倉の海を通年利用すること、鎌倉の海を一年中楽しむことはできないでしょうか? 
僕が一時期住んでいたイギリスのブライトンというところは鎌倉のように海に面した街でした。
そこにはピアという海上にせり出した小遊園地があったり、小規模の音楽/芸術イベントがあったりして通年賑わっていました。勿論なんでもかんでも賑わっていればいいというわけではありませんが、このように他の海岸都市の例を参考にして、鎌倉の海岸でも何か新しいこと、地域交流の活性のためのイベントなどができないか、とこれから考えてみたいです。 
 
  2007年8月12日(日) 栗原 宏美  
  こんにちは、暑い日が続きますね。
さて昨日のインターン活動についてです。

昨日は7:00から鎌倉花火大会後の海岸清掃活動。
朝早いというのにたくさんの清掃ボランティアの方、サーフィン・海水浴にいらした方々でとても賑わっていました。
私は日焼け止めを2度塗りして、首タオルにハットに、日焼け対策万全(?)でゴミ袋片手に1時間ほど。
出てきたのは花火の燃えかす、粉砕された段ボール片、瓶の破片、タバコの吸い殻などなど…ひどいものです。
「ゴミは出すべき場所に出す」。海岸に訪れた利用者1人1人の、少しの意識で何とかなるはずです。海岸はゴミ箱ではありません!!

その後は少し事務作業をして、チラシのポスティング。これでもかというくらい照りつける太陽の下、ひとり孤独にチラシを次々ポストへ…。終わった後の冷たい麦茶がとてもおいしく感じました。

ということで、この日はかなり外で動いたインターン活動でした。実は海岸清掃もポスティングも初めてでした。
残念ながらこんがり焼けてしまいました。腕時計の跡がくっきり…。

お盆休み中、おでかけされる方も多いと思いますが、熱中症などに気を付けてください。
 
  2007年8月11日(土) 真鍋菜奈美  
  こんにちは。みなさんの中に、10日に行われた鎌倉の花火大会に足を運ばれた方はいらっしゃいますでしょうか?私は行ってきました!水上花火は初めて見ましたー!とっても綺麗で感動でした♪


綺麗な花火と素敵なひとときをありがとう由比ガ浜!!

…ということで、今朝は由比ガ浜の清掃ボランティアに参加してきました。
7時過ぎにもかかわらず、海岸には多くの方が。大半は海水浴客でしたが、ボランティアの方もとても多く、遠目にはゴミがあまりないように見えて驚きました。

しかし、ゴミ袋をいただいて清掃作業を始めると…ゴミはまだまだたくさんありました。
中でも多かったのは、タバコの吸殻と陶器の欠片。陶器の欠片は、近くの川で捨てられたものが打ち上げられたものだそうです。海水浴には小さな子供も大勢来ていて、貝殻で遊んでいてその中にある欠片で怪我したら…と思うと怖くなりました。全て拾うことは難しいので、ゴミを川に投げ込まないようにより注意していかなければならないのではないかと思いました。


そのあとは、事務所でチラシを折って、ポスティングへ行きました。
一軒一軒お宅のポストにチラシを入れていきます…単純作業ですが、この炎天下。なかなかしんどかったです。
ちなみに、私は事務所から1番近くのエリアを担当していたのですが、帰ったのは1番最後でした…。。

お昼をはさんで午後もチラシを折りました。1日外での活動が多く日焼けしてしまったのはちょっぴり悔しいですが、それに加えて事務所作業という中での仕事もでき、とても充実した日を過ごせました!!
みなさん、熱中症には気をつけてください!それでは、失礼します。
 
  2007年8月10日(金) 栗原 宏美  
  初めまして、中央大学法学部法律学科2年の栗原宏美です。
これから約2ヶ月間、松尾議員のもとでインターンシップをさせていただきます。
よろしくお願いします。

私がインターン活動を始めたのは8月4日です。
大船駅周辺の清掃活動からスタートし、朝の鎌倉駅・大船駅でのチラシ配り、県庁での県土整備事業に関する勉強会、建長寺「てらこや」(地元・鎌倉の子どもたちの合宿)のお手伝いなどに参加させていただきました。
昨日のチラシ配りで声を出しすぎたせいか、声が嗄れてしまいました。ガラガラです。
でも通りがかった市民の方に「ご苦労様」「頑張ってるね」と言っていただけると、元気が出ます。

何もかもが「初めて」づくしで、何をしてよいやら…と立ちつくしてしまう場面も多々ありますが、残りのインターン活動も積極的に取り組んでいきたいと思います。
 
  2007年8月9日(木) 真鍋菜奈美  
  こんにちは。暑い日が続いておりますが、みなさんお元気でしょうか?私は容赦なく照りつける太陽にやられつつも、3回目のインターンに行ってきました。

今日は大船駅西口でのチラシ配りから始まりました。コンビニの手前で配布していたのですが、バス停があり人通りが激しかったこともあってか多くの方にもらっていただくことができました!ずっと喋っているので乾燥して喉が痛くなりますが、その分もらっていただけるととても嬉しいです(*^ ^*)

それからは午前中は県庁にて勉強会を傍聴させていただき、午後からは横須賀へ行き、会議を傍聴させていただきました。
土木関係が多かったのですが、日常生活の中では車に乗ることもなくあまり道路のことなどは気にせずに暮らしているので、普段関心を持たないでいることに関してじっくり考えられました。私には関係のないことでも、その地域の方にとっては、生活果ては命にも繋がってくる問題です。きちんと向き合って考えないわけにはいかないな、と思いました。

暑さにやられぬようしっかり水分補給をしてくださいね!それでは、今回はこれで失礼いたします。
 
  2007年8月8日(水) 真鍋菜奈美  
  こんにちは。インターン日記二回目となります、真鍋です。

今日は同期3人そろっての参加となりました。
鎌倉の建長寺で催されている「てらこや」のお手伝いをしてきました。

大学のゼミ生が主体となって、地元の子供たちと一緒にお祭りをつくっていくというものでした。私たちは、お祭り当日のテントの設営などを手伝わせていただきました。

スタッフの方にお祭りの準備をしている子供たちのところへ連れて行っていただいたのですが…大学生スタッフの方々の手を借りながら準備をしている子供たちの目は真剣そのもの!必死さが伝わってきました。

お祭り本番は私たちも客と参加させていただきましたが、どの年代の方にも楽しんでもらえるようにという子供たちのアイディアが随所にちりばめられていました。かくいう私自身も、しっかりと満喫してきました。笑

お祭りを、楽しんでもらう。
いつもとは異なった視点でのお祭りは、きっと子供たちにとって良い思い出になったのではないでしょうか。
 
  2007年8月7日(火) 真鍋菜奈美  
   こんにちは!およそ二ヶ月間インターン生としてお世話になります、慶應義塾大学法学部2年の真鍋菜奈美です。よろしくお願いいたします。
 私にとっては今日がインターン初日だったのですが、この日は同期の福岡さんと一緒に一日中松尾さんについて議員さんのお仕事を見学させていただきました。
 記念すべき初仕事は、大船駅東口での月刊「温故知新」の配布でした。5分前に集合場所へ向かうと、そこには既に汗を光らせながら配布なさっている松尾さんの姿が…。よし、私も!と思い配布を始めたのですが、街頭で配布すること自体初めてだったので何と言って渡したらいいのか分からず、緊張してしまって声も尻すぼみになってしまったり…手探り状態でした。段々と慣れてきてからは、大勢の方に受け取ってもらうことができました!応援してくださったりするととても嬉しくて、自然と笑顔になれました。
 その後、県庁へ向かって勉強会を見学させていただきました。この勉強会には松尾さんの他に「大志会」という松尾さんが所属なさっている会派の議員さんも出席されていました。勉強会の最後に議員さんがいくつか質問されたのですが、その回答はどれもあやふやなものばかり。答えられないならはっきりそう言えばすむのに…と内心思いながら聞いていました。
 昼食をはさんでから、ハイスクール議会を傍聴しました。神奈川の高校生がいくつかの委員会に分かれてそれぞれの議題について話し合うというものでした。テーマは「OMOIYARI」で、現代社会における地域での交流の希薄さにも目を向けた話し合いをしており、若い世代である彼らが年代を越えた交流を目指した提案をしているのが頼もしかったです。また、高校生ならではの発想もあり、新たな観点からの考え方を教えてもらったように思いました。
 傍聴後は鎌倉へ移動し、「温故知新」の折るために機械とにらめっこした後、建長寺で行われている「鎌倉てらこや」というプロジェクトで使用される機材の搬入を行いました。夕方で風も涼しく、緑も多くてとても気持ち良かったです♪建長寺を訪れたのはこれが初めてだったので、お寺をじっくり眺めてから帰りました。笑
 初めてインターンをして、議員さんはこんなにも忙しいのかと思いました。でも、同時に次は何するんだろうと期待に胸が膨らみます。次回も全力で頑張ります!!
 では、今回はこれにて失礼します!
 
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