いざ、鎌倉フロンティアへ!月間「温故知新」鎌倉
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  月間「温故知新」鎌倉No.94 − 2009年5月1日(金)  
  ■■■小袋谷跨線橋■■■

神奈川県が行っている、小袋谷跨線橋の架け替え工事の進捗状況をご報告いたします。

現在、跨線橋周辺の用地買収を進めており、今年の秋ごろからは、実際に工事が始まる予定となっています。順調にいけば、平成23年3月末までに、新しい橋が一部完成をして、交通がそちらへ切り替わります。
そうなりますと、歩道が出来ますので、現在のように歩行者が橋を渡る際の危険は少なくなりますし、ベビーカーを押しても渡れるようになります。また、建設から70年以上経過した橋を使わないようになりますので、地震等の被害の心配は大幅に軽減されます。

新しい橋の全てが完成するのは平成26年度末の予定となっていますが、長年の懸案事項だけに、1日も早い完成を引き続き要望してまいります。

■■■現場からみえるもの■■■

今年度から、県内の神奈川県に関する施設等について視察を重ねています。現在はまだ30ヶ所程度ですが、ひたすら現場に足を運び、職員の方々や関係者の方々と意見交換を重ねていくと、徐々に見えてくるものがあると感じています。今回はそのうちの1つ、『県立 藤野芸術の家』について報告します。

藤野芸術の家は、相模原市にあり、設置目的は「県民が自然及び人とのふれあい並びに芸術体験を通して、豊かな感性と創造性を育むための施設とする」となっており、平成18年から(社)神奈川県青少年協会が指定管理者(指定管理料 約1億3600万円)となっています。
施設自体は綺麗でお洒落、しかも格安で陶芸、木工、ガラス工芸などが体験でき(陶器700円〜、ガラス工芸800円〜)、宿泊できる(大人1泊2,850円、中学生以下910円)とあって、夏休み期間はほぼ満室ですが、それ以外の稼働率はおよそ40%〜60%で推移しています。
さらに話を聞いていくと、「キャンセル料金はとらない」、「休前日やハイシーズンでも宿泊料金が変わらない」、「朝はお風呂に入れない」、「レストランと宿泊料金は別払い」等々、考えられないようなことがたくさんありました。
利用料金を上げたら?という疑問には、『県の条例で上限が決まっているため、出来ません』と。しかしさらに問題なのは、仮に条例を改正して収益を上げられたとしても、今度はその実績によって指定管理料が引き下げられることが予想されること。つまり、指定管理者による経営努力が報われない制度になっているということです。
県民の税金を1億3600万円以上使い続けて、藤野芸術の家が『県立』として存続する意義がどこまであるか!?また更には指定管理者制度の欠陥をどのように改善をしていくかなど、課題は山積みです。今後、議会で議論・提言をしていきます。
 
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matsuo@myad.jp