
頼朝くん
ちょっとちょっと、聞いてよ、松尾市長。

松尾
おや、どうしました?

頼朝くん
ボクのおばあちゃんが「7人も兄弟がいたのよ、おホホホ」って威張ってて、なんだか悔しいんだ!

松尾
いや、威張ってるんじゃなくて、少子化を心配されているのでは?

頼朝くん
確かに子どもの数が減ってるって話はよく聞くよね。鎌倉市もそうなの?

松尾
残念ながらそうなんですよ。

頼朝くん
あらら〜

松尾
平成30年度の最新データでは、鎌倉市の合計特殊出生率は1.2。つまり1人の女性が一生で産む子どもの数が平均して1.2人というわけです。日本全体では1.42ですから、全国的に見ても低い数字なんです。

頼朝くん
子どもはたくさんいた方が楽しいのにねえ。

松尾
はい、子どもたちの元気な声が聞こえると、街全体も元気になる気がします。

頼朝くん
鎌倉の人たちは、昔に比べて子どもが嫌いになったってこと?

松尾
いえいえ、そんなことはありません。市民の皆さんに「何人ほしいですか?」と質問したら、平均で1.74人というお答えでしたから。

頼朝くん
じゃあ、本当はもっと子どもがほしいのに持てないってことか。

松尾
そうなんです。その一番の理由が経済的な問題。先立つものがなければ、ということですね。

頼朝くん
子育てってお金がかかるんだね。

松尾
ええ。そこで鎌倉市では、平成30年度から2人目以降の幼稚園保育料を実質無償化、さらに、平成元年からは幼児教育(保育園、幼稚園など)の無償化を実現しました。

頼朝くん
え、じゃあ、3人目も4人目も、おばあちゃんのように7人でもタダ?

松尾
もちろん!
ほかにも中学3年生まで医療費無償化を実施していますが、今後は所得制限もなくします。
国、県にも財源確保の協力を求めるなど、もっと子育てしやすい市にしていきます。
自信、ありますよ!