未来ビジョン2021鎌倉 - 松尾たかし

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- ② 健康・福祉 ‑4
●市内のダブルケア ( 介護 ・ 育児等 ) の現状を調査し、 適切な支援策 ( 相談窓口の設置等 ) を進めます。 ●人生 100 年時代のライフスタイルや、死生観について市民が共に考える機会を創出 します。 ●障害、保育、介護といった行政の枠組みに捉われない共生型の施設や取り組みを推進 します。 ●地域福祉・医療に関連する先進的かつ挑戦的な人たちが、起業するための支援を 進めてることで、業界のイノベーションを進めます。 ●シェアリングエコノミーの考えや技術を取り入れることで、鎌倉市の諸々の福祉・ 医療課題を解決する取り組みを積極的に推進します。 ●介護保険制度と医療保険制度等の制度に合わせるのではなく、利用者にとって最善 の介護 × 医療の連携を進めます。また、住民の現状にそぐわない介護・医療制度を 見直し、市民本位の形に再構築します。 ●常に進化し続ける最先端技術 (IoT、 ビッグデータ、 AI、 ロボット、 自動運転車、 ブロッ クチェーン、クラウドコンピューティング等 ) を用いて、介護・福祉・医療の効率化 を進めます。 ●全国各地の地域福祉・医療等にかかる先進的な取り組みをいち早く捕捉し、検討しま す。また、鎌倉の先進施策を全国に発信することで、鎌倉発で日本を変える取り組み も推進します。 ●IT メディア ( 既存のアプリ、LINE、Facebook 等)を用いた福祉・医療にかかる情報 の公開・発信・共有を推進します。
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- ③ 安全安心
これまで同様、市民の安全安心を最優先に考えます。そのためにも、まず、震災や風水害 に対する防災・減災対策を実施します。また、警察と協力して交通安全、防犯対策も強化し ます。さらには、自殺や暴力に対する抑止も、官民ともに協力してさらに充実します。 ●大震災の津波対策として、避難経路と避難場所の更なる整備と啓発活動、訓練活動を 強化します。 ●通信キャリアやソーシャルネットワークサービス事業とも連携し、災害時に、市と 市民、 市民間の情報連絡を強化し、 適切な情報を提供する仕組みを、 さらに強化します。 ●ゲリラ豪雨対策、土砂災害を防止する為、崖・急斜地の防災工事に関して国・県へ 働きかけます。ゲリラ豪雨対策としては、河川等の監視カメラの設置と監視体制・ 連絡体制の強化、浄化槽雨水貯留施設の設置に係る補助金・雨水貯留槽購入費補助 制度を拡充します。 ●市内の適切な AED 等の充実とマップ情報の提供を更に高めると共に、救急救命士の 更なる増強を促進し、救命率の向上を図ります。 ●消防団の車両、資機材、器具置場等の整備を行うとともに、消防団員の安全対策の ため、装備の充実を図り、消防団の防災体制を強化します。 ●JR 鎌倉駅東口駅前広場、及び鎌倉駅西口駅前広場の整備を実施します。 ●JR 鎌倉駅のホームに、ホームドアが設置されるよう、強く働きかけをしていきます。 ●市内の老朽化した凸凹道路の整備を、予算を拡充して早期に取り組みます。 ●児童虐待に対応するためにも、県と連携し児童相談をさらに強化、里親制度や虐待 防止に努めます。 ●警察と協力し高齢者等への啓発活動と、通信キャリアの協力に伴う高齢者の振り込め 詐欺の防止を実現します。 ●事件事故多発地域に防犯カメラや防犯灯を更に導入する自治町内会などを引き続き 支援することで、犯罪を未然に防ぐ抑止力を実現いたします。 ●市民の心といのちを守るために、県とも協力し、相談窓口の啓蒙活動や様々な手段で のホットラインの開設、いのちを大切にする生涯教育を充実します。 ●自殺の原因となる失業、長時間労働、多重債務、いじめ、精神疾患などの段階から 相談窓口を強化し、様々な手段でのホットラインを開設し未然に防止します。 ●県とも連携し、鎌倉市も犬猫の殺処分を減少すべく、里親募集を積極的に実施、 ペット共生社会を実現します。
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- ⑥ 産業振興・起業支援・就労支援
政府の提唱するソサエティ 5.0 を迎え、次世代の IT 産業が急激な成長を果たします。鎌倉 市も都市としての競争力を付けるために、さらには将来の子供達のために、IT 産業の誘致や 起業を積極的に図り、 シェアオフィスも官民連携で拡充します。また、 決済システムのイノベー ションで鎌倉市で消費する観光マーケティング政策を実施し、 その効果で、 既存の商業や農業・ 漁業などにプラスに作用する振興政策を実現します。こうした産業振興の結果、若年層のみな らず、女性や高齢者の就労機会を作ります。また、大企業と連携して在宅勤務や市内勤務がで きるワークスタイル変革で生活時間を増やす鎌倉版働き方改革を実現します。
●鎌倉地域における漁業支援施策として、船揚場、漁具倉庫等の環境整備に向けて 取り組みます。 ●商店街が「物販・サービスの場」 「憩いと楽しみの場」 「まちの顔」 「地域コミュニティ の核」となるよう、地域の特性を生かした商店街づくりを支援します。モデル商店街 事業・地元建築家による建物ファサードや看板デザインのアドバイス(由比ガ浜通り 商店街で実施)など、商店街の魅力向上のための取り組みを全市的に展開します。 ●市内で生産される野菜や、水揚げされた魚介類の地産地消に向けた取り組みとして、 広報紙やソーシャルメディアなどを駆使して情報発信します。 ●水産物のブランド化を推進し、付加価値を高め、漁業経営の安定化に取り組みます。 ●市民生活を第一に考えた観光施策の推進を図ります。クラウドファンディングや ふるさと寄付金の活用などによるまちづくりへの参画・移動手段の市民優先化(GW の江ノ電優先乗車など)に取組みます。 ●観光客の増加よりも、1 人単位での観光関連支出を高めるように、決済インフラの ハイテク化を推進します。 ●観光協会の改革を断行し、マーケティング力のある観光組織を委託等も含めあらゆる 形態で検討し、機動力のあるものに変えていきます。 ●藤沢市、逗子市、葉山町とも協力し、観光客目線に立った鎌倉・逗子・葉山・湘南の 一帯での観光情報提供等を官民連携で実施します。 ●深沢地域の開発等を通じて IT 関連、ライフサイエンス系、スポーツ ・ 健康関連の企業 ・ 研究所の誘致を県と協力し推進します。 ●中小企業支援として鎌倉オープンイノベーションプラットフォームを構築し、受発注 のマッチングが進むようにします。 ● (企業誘致・創業支援とともに、 )市内企業の事業維持・拡大のための支援策をさらに 充実します。 ●IT 関連の起業家育成・支援を行い、市内にベンチャー企業や研究所を集約化する ことで、若年層の雇用を生み出します。
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